ゼルネアス@パワフルハーブ(フェアリーオーラ)
このゆびとまれ/フェイント/てだすけ/まねっこ
ガルーラ@ガルーラナイト(きもったま)
ギルガルド@パワーレンズ(バトルスイッチ)
ジャイロボール/シャドーボール/おさきにどうぞ/キングシールド
ぽけっとふぁんくしょん!
構築の経緯
ていじゅさん主催「春のGSトリプル大会2023」に参加しました。
ルールは、禁止伝説が2匹使えるトリプルバトル。いわゆるGSトリプルですね。
ただし、この大会ではゲンシグラードン・ゲンシカイオーガ・メガレックウザが禁止されています。
以前にもGSトリプルを遊んだことがあったので、今回も参加してみることにしました。
↑前回の記事
禁止伝説の選定
大会は多分5月頃だろうと勝手に思っていたら、開催日は4月29日でした。気付いたのは26日。大会3日前ですね。
そんなわけで、構築を考え始めたのも大会3日前。禁伝2匹を調達するのは時間的に厳しいので、前回使った個体が残っているカイオーガの採用は決定事項です。
このルールではゼルネアスとスカーフカイオーガが強いらしいと事前に聞いていたので、もう一匹にはゼルネアスに決まりました。
一般ポケモン
せっかくゼルネアスを調達してくるので、ゼルネアスを存分に活躍させられるパーティにしたいですね。
ゼルネアスのジオコントロールは成功すれば勝ちに直結するため、必要なのはジオコントロールの障害となる「挑発や猫だまし、その他攻撃技を防ぐポケモン」です。
そんなポケモンとは~~~???
☝
そうですね。リオルです。
リオルだけに許された特権、「いたずらごころ+このゆびとまれ」でゼルネアスを守りましょう。
猫だましと同じ優先度でこのゆびとまれを使い、猫だましを吸い寄せる無法な戦術でゼルネアスのジオコントロールを成功させましょう。
とはいえ、猫だましを吸い寄せるためには、リオルの素早さを相手の猫だましポケモンより高くする必要があります。
リオルの素早さ種族値は60。こだわりスカーフが必須ですね。持たせましょう。
仕方がないので、追い風で素早さを上げる方法でスカーフの不足を補いましょう。
追い風が使えて、欲を言えば相手のカイオーガを先制で削れて、相手の先制技とワイドガードを対策できるポケモン……
そうですね。ファイアローです。いつもお世話になっております。
4匹でだいたい完成したので、後は余った2匹の枠をテキトーに埋めましょう。
猫だましが使える、テキトーに強いメガシンカポケモン、メガガルーラと
ワイドガードが使えてゼルネアスを倒せる、テキトーに強いポケモン、ギルガルドです。お馴染みのポケモン達ですね。
ここで「対トリックルームパーティはどうするの?」という問題が出てきました。
まあ~~~トリックルームパーティなんて大した数はいないと思いますが、一応ギルガルドにお先にどうぞを仕込んで小手先の対策をしておきます。
代わりにワイドガードを失いました。
構築紹介
ゼルネアス@パワフルハーブ(フェアリーオーラ)
このゆびとまれ/フェイント/てだすけ/まねっこ
ガルーラ@ガルーラナイト(きもったま)
ギルガルド@パワーレンズ(バトルスイッチ)
ジャイロボール/シャドーボール/おさきにどうぞ/キングシールド
ぽけっとふぁんくしょん!
やりたいこと
個別解説
ゼルネアス
備考:C個体値27
調整:C特化カイオーガのしおふき(ダブルダメージ)確定耐え
禁止伝説1匹目。
ジオコントロールでCDSを2段階上昇させ、フェアリー技で攻撃する。
ジオコントロール強い
ジオコントロール、パワフルハーブ前提の技だがとっても強い。
特攻・素早さが2段階上がるだけでも強いのに、なぜか特防まで2段階上がってしまうため、生半可な特殊技では倒れない。
鋼タイプが辛い
技範囲が狭いため、鋼タイプが特につらい。
ニンフィアみたいですね。
使用感
素で素早さが高く、ジオコントロールで更に素早さを上げられるので、素早さで先制される心配が無いのは良いところ。
ただ、対トリックルームパーティでは扱いづらさが目立つ。
メガクチートやドータクンに攻撃されて一撃で倒れてしまうのは悲しいところ。
ゼルネアス厳選
2日かけて、Xをやり直して捕まえました。
捕まえた妥協個体で本当に妥協すべきかどうかをTwitterの投票に委ねる遊びが流行っているらしいので、自分もやってみようかと思いました。
冨岡さんに怒られたので、選択肢で遊びました。
ゼルネアス
— 力ワリミ (@AntiDamage303) 2023年4月27日
31-19-31-27-31-31
リオル
ゼルネアスのジオコン絶対成功させるマン。
悪戯でカイオーガのスカーフを奪い取ったポケモンとして名が知られている。
いたずらごころ+このゆびとまれ
S特化リオルにスカーフを持たせると、その素早さは184。
これは最速115族+1。エテボース・ペルシアンまでなら先制できる。
中央に鎮座したリオルを目にした人類は、誰も猫だましを指示しませんでした。
技の見分けがつきづらい
このゆびとまれ フェイント
てだすけ まねっこ
全部ノーマル技です。白い。技選択が難しいですね。
なお、実践ではこのゆびとまれしか使いませんでした。
使用感
自分のやりたいことを通すのにはピッタリなポケモン。
ただし、採用する際は、実質5対6を覆せる程の爆発力のあるパーティが求められる。
カイオーガ
176(4)-×( )-110( )-220(252)-160( )-142(252)
ぽけっとふぁんくしょん!
禁止伝説2匹目。
こだわりスカーフが持てなかったので、代わりにこだわりメガネを持たせました。
おくびょうにしても良かったかもしれません。そこまで考察と厳選をする余裕は無かったですが。
雨しおふきの暴力
C特化カイオーガのメガネ雨しおふきの火力指数は112387。
無補正テラキオンのA+6いわなだれの場合は81450なので、約1.3倍ですね。
半減でもなければ、相手は消し飛びます。
先制技に弱い
しおふきを使う前に攻撃されるのがとても辛い。物理耐久は高くない(?)のも難点ですね。
使用感
しおふきで相手をなぎ倒す爽快感は格別のもの。
しかしながら、倒しきれない相手が出てくると微妙。
こだわりメガネを持たせているため、下手にしおふきで拘ると先制技を受けて火力が大きく下がる問題もあり、柔軟な立ち回りができないところが難点。
ファイアロー
159(44)-138(252)-91( )-×( )-89( )-173(212)
ぽけっとふぁんくしょん!
調整:最速105族(コジョンド等)+1
いつものやつですね。
カイオーガへのブレイブバードのダメージを上げるために、攻撃に特化させていのちのたまを持たせました。
技が多彩すぎる
頑張って4つに絞りましたが、正直6個覚えさせたかった。
ちょうはつもフレアドライブも強力なので。
ついでにおにびも欲しい。まもるも欲しい。
使用感
安定しておいかぜが使え、ブレイブバードで相手のカイオーガに強く、ファストガードで自分のカイオーガを守れる、強力なポケモン。
ただ、初手に出していると数ターンで倒されてしまうため、ファストガードが欲しいときにはもう倒れていたりもした。
メガガルーラ
いつものやつ、その2ですね。
ねこだましを使えるポケモンは入れておいた方が良いと思い、メガ枠が余っていたこともあってテキトーに強いポケモンとして突っ込みました。
使用感
当然のように強いが、いまいちパッとしない。トリックルーム対策ができる適当なポケモンにした方が良かったかもしれない。
ギルガルド
ギルガルド@パワーレンズ(バトルスイッチ・れいせい)
167(252)-171(4)-70( )-222(252)-70( )-58( )
ジャイロボール/シャドーボール/おさきにどうぞ/キングシールド
ぽけっとふぁんくしょん!
備考:S個体値0
いつものやつ……と見せかけて微妙に変なやつ。
社会性と引き換えにワイドガードを失いました。
ジャイロボールが強い!はず!
ジャイロボールで普通のゼルネアスは1発で倒せるらしい。
ゼルネアス使いとは対戦しなかった。
とっても硬いよH252振り
HPに努力値を割くことで、耐久が約1.2倍になりました。
耐久指数は物理・特殊ともに28390らしいです。
耐久指数に馴染みが無いので、高いのか低いのかよくわかりません。どうして書いたんでしょうね。
パワーレンズ+おさきにどうぞ
パワーレンズで素早さを半減し、実数値は29。これは最遅29族(ムシャーナ・フレフワン)より1遅い数値です。
S種族値33であるドータクンを下回っているのが特に重要で、GSルールで使われる大抵のポケモンよりは遅くなっています。
そのため、相手のトリックルームに乗じておさきにどうぞ+カイオーガのしおふきという微妙なトリル対策ができます。
なお、数ある素早さ半減系持ち物の中からパワーレンズを持たせた理由として、相手にお見通しされた場合に持ち物ミスを疑わせる目的があります。
試合中でも鍛錬を忘れず、社会性に溢れている。素晴らしいポケモンですね。
使用感
素早さが遅い以外は普通のギルガルドとして運用できる。対トリックルームパーティではとても頑張ってくれる。こいつが頑張らないと勝てないとも言う。
大会試合内容
1戦目 VSミーサさん
ミーサ | |||
---|---|---|---|
控え | |||
初手 | |||
VS | |||
初手 | |||
控え | |||
カワリミ |
相手はトリックルームパーティだろうか。
ギルガルドのシャドーボール2発でメガクチートを倒し、ファイアローとメガガルーラでなんとかイベルタルも撃破。
相手がトリックルームを貼ったので、端のポケモンが守る(キングシールド)を使って中央のメガガルーラだけを倒してもらい、中央にカイオーガ、隣にギルガルドの布陣を作ることに成功。
ギルガルドのおさきにどうぞ+カイオーガのしおふきで残り4匹を倒して勝ち。
2戦目 VSこんにゃくいもさん
こんにゃくいも | |||
---|---|---|---|
控え | |||
初手 | |||
VS | |||
初手 | |||
控え | |||
カワリミ |
相手は先制技主体のパーティだろうか。
1ターン目においかぜとジオコントロールが成功。
リオルはウインディのワイルドボルトを1度耐えて2発目で倒れる。
ファイアロー・メガガルーラ・ゼルネアスの3匹で、1ターンずつメガガルーラ・ウインディ・キリキザン・グラードンを撃破。
ここでファイアローが倒れた。カイオーガを出して残りのチェリム・イベルタルも倒して勝ち。
3戦目 VS TENTA1さん
TENTA1 | |||
---|---|---|---|
控え | |||
初手 | |||
VS | |||
初手 | |||
控え | |||
カワリミ |
相手はバジルスタンと呼ばれるパーティ。
1ターン目にジオコントロールと、シャンデラの晴れ熱風が通る。
メガクチートにこちらのポケモンを着々と倒され、何とか中央ギルガルド+端カイオーガを揃える。
しかし、ブロスターの水耐性とカビゴンの高い特殊耐久でこんげんのはどうを耐えられ、巻き返せず負け。
4戦目 VS柊 しげるさん
柊 しげる | |||
---|---|---|---|
控え | |||
初手 | |||
VS | |||
初手 | |||
控え | |||
カワリミ |
相手はトリックルームパーティだろうか。
じゅうりょく+だんがいのつるぎでリオルとファイアローが倒されるが、中央カイオーガ+端ギルガルドを並べる。
相手のファイアローのブレイブバードでカイオーガが削られたが、こんげんのはどうで3匹撃破。
しかしメガクチートのふいうちを警戒してHPの減ったカイオーガを動かせず、相手のドータクン・カイオーガで切り崩されて負け。
パーティの使用感
とにかくトリックルームパーティが辛い!!!!!
大会での対戦では、リオルに対トリックルームパーティで何の仕事もしない立ち回りをさせてしまったため、ただでさえ相性の悪い対面での立ち回りが良くなかったのもある。
が、それ以上にメガクチートへの打点の無さが課題。
このパーティでメガクチートを倒す方法は、ギルガルドのシャドーボールかカイオーガの水技くらいしかない。
ギルガルドはメガクチートのふいうちを常に警戒する必要があるため対策としては不十分であり、カイオーガもまた物理耐久が高くないため、対メガクチートで消耗させるのは避けたい。
結果として、誰も進んでメガクチートを倒しに行かない、押し付け合いが発生していたのが良くないところ。
まあそうなった問題は自分が環境を見誤ったことだが……トリックルームパーティ多すぎだろ!!!!!
最後に
環境の読み違えには気を付けよう!
おまけ
おまけ2 ニックネーム
ゼルネアス:Nexus
世界樹の迷宮Xの英語版タイトルはEtrian Odyssey Nexusです。
ちなみに、Xは「クロス」と読みます。
リオル:ペンギンYS
ペンギン勇者のイラストのセンターに立っているペンギン勇士って、このゆびとまれしてるみたいですよね。
?
カイオーガ:スコーラー
ファイアロー:バドラフト
ロックマンエグゼより、バドラフト。
ガルーラ:はやぶさ
ギルガルド:ものほしざお
佐々木小次郎が使用したとされる刀、長すぎて「物干し竿」と呼ばれたらしいですね。
佐々木小次郎については不明な点が多いですが。