ふぶき/れいとうビーム/フリーフォール/げんしのちから
パワージェム/おにび/よこどり/トリックルーム
カイリュー@つめたいいわ(マルチスケイル)
ふぶき/りゅうのはどう/あられ/まもる
フリージオ@こだわりメガネ(ふゆう)
ロトム氷@いのちのたま(ふゆう)
ふぶき/10まんボルト/よこどり/まもる
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構築の経緯
吹雪の採用
リユルンさんが「トリプルスカイバトル大会」を開催するようだ。
スカイバトルのルールに加えて、
・幻、禁止伝説ポケモン禁止
・準伝説ポケモンは パーティに1匹まで
というルールを追加したトリプルバトルの大会。
詳しいルールや出場可能ポケモン等は上記の概要記事を見てもらうとして、どうやらプテラ、ランドロスといった、通常ルールでも強く、かつ高火力岩雪崩を打て、更にプラスαで強い部分があるポケモンがかなり活躍しそうだと感じた。
……氷4倍のポケモン達が強い。ならば、氷技を主軸に据えたパーティならそれらのポケモンの弱点をついて勝つことができるのではないか?
そう思い、氷タイプの技、それも高威力範囲技の吹雪で相手ポケモンを一掃するパーティを組むことにした。
トリックルームの採用
さて、ここでトリプルスカイバトルに出場可能な氷タイプを見てみよう。
これだけか……
……さすがに無理があると思ったので、氷タイプ以外の吹雪を覚えるポケモンも調べてみることにした。
ギャラドス、カイリュー、マンタイン、キャモメ、ペリッパー、アメモース、ルナトーン、タマンタ、エムリット。
まあ、そこそこの数があつまった。
吹雪の火力ランキングはこんなところ。
最強吹雪ランキングinスカイトリプル
1位フロストロトム
4位 エムリット(準伝)
5位カイリュー
6位 ルナトーン
7位 ぺリッパー
10位 メガギャラドス
13位 キャモメ
上から順に採用していくと、岩雪崩がどうしても辛い。
S種族値の高いポケモンがフリージオ(S105)くらいしかいないため、特にプテラの岩雪崩は凶悪。S130族を無礼るなよ
多くのポケモンが追い風を覚えられるこのルールにおいて、おそらく「追い風を使って抜けないポケモンを抜く」という戦法は難しいと考えた。
そのうえ、岩雪崩がとにかく辛いので、相手の攻撃を耐えて反撃するのも難しい。
そのため、トリックルームを使って先制して吹雪を打つ方向性に決定した。
パーティ紹介
ふぶき/れいとうビーム/フリーフォール/げんしのちから
パワージェム/おにび/よこどり/トリックルーム
カイリュー@つめたいいわ(マルチスケイル)
ふぶき/りゅうのはどう/あられ/まもる
フリージオ@こだわりメガネ(ふゆう)
ロトム氷@いのちのたま(ふゆう)
ふぶき/10まんボルト/よこどり/まもる
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基本的な動き
- フリーザー、カイリュー、ムウマを初手に選出。🕊🐉👻
- フリーザーがフリーフォールで相手を妨害し、カイリューはあられ、ムウマはトリックルームを使って場を整える。⛄🏠
- 吹雪で相手を凍死させる。🧊🧊🧊🧊🧊🧊
- トリックルームが切れたらフリーザーとメガボーマンダで残りを倒す。🕊🐉
- 勝ち!!!!!
個別解説
フリーザー
採用技解説
- フリーフォール:霰トリルサポートができる強力な技。200kg以上のポケモンはもちあげられず、飛行タイプにはダメージを与えられないのには注意。
- 吹雪:強力な範囲技。トリルが切れた後の打点。
- 冷凍ビーム:霰が無くても命中安定の技。無くても良かった。
- 原始の力:ファイアローや、万が一の霰パミラー用の打点。使わなかった。
カイリュー
カイリュー@つめたいいわ(マルチスケイル・れいせい)
198(252)-×( )-116(4)-167(252)-120( )-76( )
ふぶき/りゅうのはどう/あられ/まもる
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素早さ:再遅
役割:霰の発動、トリル下の吹雪アタッカー
霰で吹雪の命中補佐をするのが主な仕事。
ついでに相手のタスキやマルチスケイルも潰せる。このカイリューのマルチスケイルも潰れる。潰れた。
マルチスケイルで最初の一発だけ高い耐久で受けられるので、安定して霰を決めることができた。
ムクホークの命懸けもギリギリ耐えられてとっても強い。
2ターン目以降も場に残っていた場合は吹雪を打つ。タイプ不一致ではあるが、弱点を突けばそこそこの火力が出せる。
結論:期待通りの活躍を見せた。
採用技解説
- あられ:吹雪の命中補佐ができる。強い。
- 吹雪:場に残った際の範囲技。強い。
- 竜の波動:対角への打点。カイリューは大抵中央にいるのでいらない。冷凍ビームやフリーフォールの方が良さそう。
- 守る:便利。
ムウマ
HD:奇石込みでC特化サザンドラのメガネ悪の波動+霰ダメージを確定耐え
素早さ:最遅
役割:トリックルームによる強力なS操作、横取りによるワイドガード奪取
トリックルームがとにかく強いポケモン。進化の奇石で耐久も高い。
このルールでは、トリックルームと横取りを両立する数少ないポケモン。他はムウマージとゴース・ゴーストのみ。
岩雪崩でひるまない限りはほぼ確実にトリルが成功し、トリル後も横取りで相手のワイドガードを対策することができる。
ただ問題は、ワイドガードを奪う機会が少なかったこと。横取りの仕事が無いと、火力の低い置物になってしまうのが辛い。
結論:仕事が無くなって置物になってしまうことが多々あったものの、トリルを張る役割はしっかりこなしてくれた。
採用技解説
- トリックルーム:強力なS操作。パーティの主軸。
- 横取り:相手のワイドガードを奪う。活躍の機会は無かった。
- パワージェム:ファイアローと万が一の霰パミラー対策。10万ボルトやシャドーボールも採用候補。メガリザードンYに打って6割くらいしか入らなかった。
- 鬼火:相手の物理アタッカーの火力を下げられる。最遅ムウマでは使いにくかったので、対トリル用の封印に変えた方が良さそう。
フリージオ
素早さ:最遅
備考:サンムーン以降はHPと防御の種族値が高くなっているが、この世代では変更前の数値。
役割:S種族値105のトリルアタッカー。正気か?
吹雪火力2位タイの強さでメガネ吹雪を打ち続ける。器用な技があまり無かったので、拘るデメリットも少なかった。
火力に関しては申し分無かったが、対トリルで速すぎるのが仇となっていた。
結論:高い火力で敵を倒せるが、S種族値の高さが玉にキズ。
採用技解説
- 吹雪:最強の範囲技。この技以外打たなかった。
- フリーズドライ:水タイプにも弱点を突ける命中安定単体技。
- 氷の礫:先制技。
- あられ:カイリューで霰ができなかったときの予備。諦めて素吹雪で応戦したほうが強そう。
フロストロトム
ロトム氷@いのちのたま(ふゆう・れいせい)
143(140)-×( )-142(116)-172(252)-127( )-81( )
ふぶき/10まんボルト/よこどり/まもる
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素早さ:最遅
HB:努力値256の範囲で物理耐久最大
役割:トリル下の吹雪アタッカー、横取りによるワイドガード奪取
吹雪火力1位のポケモン。その上、なんと横取りまでできる。
フォルムチェンジで様々なタイプを選べることもあってか、どうやら16人中11人ものトレーナーがロトムを採用していたらしい。
吹雪も横取りも使えるのがあまりにも強く、10万ボルトで氷等倍のポケモンへの打点もある。
霰が使えないところが唯一惜しい部分ではあるが、それが気にならないくらいの強さだった。
結論:このパーティでは最強格。3匹くらい欲しい。
採用技解説
- 吹雪:最強の範囲技。
- 10万ボルト:吹雪では弱点を突けないときや火力が足りなさそうなときなどに使える。痒い所に手が届く性能。強い。
- 横取り:ワイドガードを奪える。隣の吹雪を通すために使った。
- 守る:便利だけどもっといい技があるかも。
メガボーマンダ
175(36)-216(252)-150( )-×( )-110( )-168(220)
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素早さ:メガ後最速100族抜き
役割:威嚇による耐久補佐、トリル終了後のS操作・高速アタッカー
雑に強いポケモン。威嚇で相手の火力をさげられ、自身は高い火力を持つ。
……強いポケモンなのだが、どうにもパーティにも環境にもミスマッチだった感じがする。
トリルを決めた後に最も警戒すべきは特殊アタッカーのメガチルタリスであり、他の物理アタッカーではなかった。
そして、対非トリルパーティはトリルを決めればトリル終了までに致命傷を負わせて勝つことができ、対トリルパーティは自慢の素早さはいらない。
また、トリル・非トリルに関わらず多くの人が特殊アタッカーを多く採用していて、予想より威嚇が刺さりにくかったのも大きい。
その上、多くの人がパーティに氷技を採用していて、通常ルールではあり得ないほど多くのポケモンから4倍弱点を突かれて倒されてしまう。
通常ルールでの活躍を見て採用したが、どうやらメガボーマンダの活躍の場はここではなかったようだ。
結論:環境の変化による影響を大きく受けた。特殊ルールの面白さが顕著に現れたポケモン。
採用技解説
- 捨て身タックル:高火力で通りも良い技。
- 岩雪崩:飛行タイプの弱点を突ける、強力な範囲技。
- 追い風:トリル終了ターンに使ってスイッチトリパの動きが取れる。
- 守る:至る所から弱点を突かれるのをどうにかしたい時のための技。
試合内容
(相手の初手の選出はすべて左側三匹)
大会1試合目 VSマノンさん(TN:むぎわら)
↑こちらの初手
グライオンが何をしてくるか分からないので、フリーザーはグライオンにフリーフォール。
相手のカイリューが岩雪崩をして来たため、こちらのカイリューとムウマが怯まないよう両手を握って祈った(本当にやった)。
無事怯まずに霰とトリルの両方に成功し、次ターンに吹雪で相手のカイリューを突破。
死に出しからプテラが登場しワイドガードを張ろうとしてきたが、横取りで奪って吹雪を通した。
その後も吹雪を連打し、6-0で勝利。狙っていたことを完璧に通せた試合だった。
大会2試合目 VSリッチまつりさん(TN:DIA)
↑こちらの初手
相手のLv.1コロモリを見て、明らかにトリルパだと判断。トリルを防いで戦う方針を定めた。
1ターン目はフリーフォールで防ぐも、2ターン目にトリルを張られる。3ターン目にムウマでトリル返しを狙うも、ユクシーの封印で防がれる。
そこから吹雪で応戦し、メガチルタリスを倒し、ヒートロトムを凍らせた。
エアームドも鬼火で火傷にさせ、相手の火力を大きく削いで吹雪を連打し6-0で勝利。
コロモリのタスキが霰で潰れたのもあり、意外とこちら側が有利なパーティだったのかもしれない。
大会3試合目 VSあちゅさん
↑こちらの初手
おそらくトリルパだろうという判断。
相手のムクホークの命懸けでこちらのカイリューが狙われるも、H振りのおかげでHPを6残して耐え、霰は成功。相手はトリックルームをし、霰でこちらのカイリューが倒れた。
続く2ターン目、相手はチルタリスを出してきた。こちらのフリージオもフロストロトムもメガチルタリスのスキンハイボはそこそこの被害で耐えられると思い吹雪を選択。
相手はメガチルタリスへメガシンカさせ、クレセリアは手助け。メガチルタリスの手助けスキンハイボでこちらの場が壊滅し、唯一残ったフリージオの吹雪でメガチルタリスを倒すことに成功。
しかし、こちらは残ったスカーフフリーザーとメガボーマンダをトリル下で出すことになり、上を取られて0-4で敗北。
スキンハイボの恐怖からはスカイバトルでも逃れられなかった。
ここで予選終了。自分は予選敗退となった。
その後、フレンド戦を3試合行った。
フレンド戦1試合目 VSガラナさん
↑こちらの初手
霰パの天敵、メガリザードンYが入ったパーティ。
開幕ムクホークの命懸けでフリーザーが何もできずに倒れていったが、霰とトリルには成功。
2ターン目にメガリザードンYが引き、3ターン目にもう一度出てきて日照りで天候が晴れになったが、それを読んでカイリューが再度霰を使って天候を維持。
ギャラドスとクレセリアには吹雪が等倍なため、思うようには吹雪で削れずにトリルターンを稼がれたが、トリル最終ターンでこちらのメガボーマンダが追い風に成功。
スイッチトリパの動きを決めて相手の上を取り、3-0で勝利。メガリザードンYの交代読みが上手くハマった。
フレンド戦2試合目 VSリッチまつりさん(再戦)
↑こちらの初手
お互いに狙っていることが分かっている状態での試合。
フリーザーは素吹雪で相手を削り、カイリューで霰、ムウマはトリル読みのトリル返しをする……というのが1ターン目の狙い。
しかしフリーザーの吹雪は相手のカイリューには外れ、相手のカイリューの岩雪崩でこちらのカイリューとムウマが両方怯んでしまう。
続く2ターン目にこちらのカイリューが霰をできずに倒れ、ユクシーの封印でトリル返しも封じられる。
こちらも素吹雪とメガボーマンダの捨て身タックルで応戦。チルタリスとコロモリを素吹雪で倒し、エアームドを素吹雪で凍らせ、ユクシーを捨て身タックルで倒し、残り3対3、内相手の一匹のエアームドが凍っている状況まで追い詰めた。
が、ヒートロトムのオーバーヒートでフリーザーが倒れ、相手のカイリューは意趣返しと言わんばかりに吹雪を放ち、メガボーマンダが倒れる。
残るムウマでヒートロトムを倒すも、カイリューの吹雪を避けられず0-2で敗北。
豪運を豪運で返すプレイをしたが、最終的には霰パが相手の吹雪にやられてしまった。
フレンド戦3試合目 VS3373さん
↑こちらの初手
何だかトリックルームをしてくるようなしてこないようなパーティ。
相手がトリルパではないことに賭けてトリックルームをするが、相手のソルロックもトリックルーム。気まずい。
一応霰はできたので、こちらからはトリルを狙わずに戦う方針に決定。
相手のソルロックの光の壁で吹雪の威力が落ちてしまったが、それをものともしない高い火力で押し切り、5-0で勝利。
メガチルタリスに動かれるとどうなるか分からなかったが、先制して倒せたのが大きかった。
試合結果
大会、フレ戦ともに2勝1敗、計4勝2敗。
予選敗退ではあるものの、全体を通して勝ち越すことができた。
霰パを組んだのは初めてだったので、勝てるかどうか不安な面もあったが、やはり高威力範囲技は強かった。
パーティ改善案
対トリルを考慮した型
ふぶき/れいとうビーム/フリーフォール/げんしのちから
10まんボルト/ふういん/まもる/トリックルーム
カイリュー@とけないこおり(マルチスケイル)
ふぶき/フリーフォール/あられ/まもる
フリージオ@こだわりメガネ(ふゆう)
ロトム氷@いのちのたま(ふゆう)
ふぶき/10まんボルト/よこどり/まもる
ぽけっとふぁんくしょん!エムリット採用案
エムリット@メンタルハーブ(ふゆう)
ふぶき/てだすけ/ふういん/トリックルーム
いのちがけ/ブレイブバード/とんぼがえり/おいかぜ
カイリュー@とけないこおり(マルチスケイル)
ふぶき/フリーフォール/あられ/まもる
フリージオ@パワーアンクル(ふゆう)
ふぶき/フリーズドライ/あられ/まもる
ロトム氷@いのちのたま(ふゆう)
ふぶき/10まんボルト/よこどり/まもる
ぽけっとふぁんくしょん!
終わりに
XYを遊んでいたときはかなり謎のバトルだと思っていたスカイバトルですが、この大会では制限がかかった中でかなりバランスのとれたルールになっていたと思います。多分準伝が無制限に使えたらクレセリアとランドロスがとんでもないことになっていただろうけど……
タイプが大きく偏っていることで、氷タイプの技や岩タイプの技がとても重要になっていたのは、特殊ルールならではの光景ではないでしょうか。
また機会があれば、このような大会に参加したいですね。
おまけ 各ポケモンのニックネームとその元ネタ
フリーザー NN:トリシュ
遊戯王OCGより、《
相手の手札・フィールド・墓地のカードを一枚ずつ除外できる強力なカード。満足民はこれを三体出して相手のリソースを壊滅させたとか。
環境の変化やルール変更により、
無制限(初登場)→制限→禁止→制限→準制限→無制限→制限
と立ち位置が揺れ動き続け、来る2022年4月1日から準制限に緩和されるそう。
自分はマスターデュエルで初めて遊戯王を遊んだが、満足民の影響でなぜか始める前からこのカードは知っていた。
遊戯王アニメの声優は、このカードの使用時にオリジナル召喚口上を考えていたそう。
「破壊神より放たれし聖なる槍よ、今こそ魔の都を貫け!シンクロ召喚!現れよ、《氷結界の龍 トリシューラ》!」
フリージオ NN:トークン
遊戯王OCGより、《
《
攻撃力・防御力ともに0とステータスが低いものの、氷結界モンスターを参照するカードに役立ったり、別のモンスターを召喚するための素材になったりできる。
カイリュー NN:かけつける
ポケモンカード(旧裏面)より、特殊能力「かけつける」を持ったカイリュー。
ベンチからバトル場へ、文字通り「かけつける」効果を持つ。ポケカのカイリューと言ったらこのカードなイメージ。
でも、「かけつける」と言ったらケルディオ。
フロストロトム NN:SHARP
家電メーカー、SHARP。
公式twitterも人気だが、SHARPの家電製品の一番の魅力と言えば、「喋る」こと。
COCORO+(ココロプラス)によっていろんなSHARP家電を喋らせることができる。もちろん冷蔵庫も。
ヘルシオとホットクックはボイスの変更ができ、ヘルシオは緒方恵美氏(碇シンジの声優の方)、ホットクックは戦国BASARAより伊達政宗 (CV:中井和哉) 、真田幸村(CV:保志総一朗)に変更できる。
メガボーマンダ NN:ククルカン
コナミアミューズメントのトレーディングカードアーケードゲーム、「モンスター烈伝 オレカバトル」より、「龍神ククルカン」。
オレカバトルについて
KONAMIの世界初の印刷式カードアーケードゲーム。ポケモンガオーレや艦これアーケード等の多くの印刷式TCAGの先駆者。
印刷されるすべてのカードにプレイヤーの名前が刻まれ、文字通り「オレだけのカード」でバトルする。
[称号] [ユーザーネーム]の [カード名] といった表記。
印刷式である大きな利点として、どんなに古く、どんなに強いカードでも狙って入手できる点があります。
ほぼすべてのモンスターを「敵として出てきたモンスターをバトル終了後に入手する」「モンスターとモンスター、モンスターとアイテム(敵モンスターが確率でもっている)を合体させて入手する」「モンスターのレベルを上げてクラスチェンジ(進化)させる」といった方法で狙って入手できます。
レアリティの概念も存在せず、それに近いものとして、上記の手順をいくつも踏んでようやく入手できるモンスターがいるくらい。
一方で、個体値の存在や技の厳選といった「オレだけのカード」を実現するシステムにより、廃人達は無数の100円玉を溶かしていくことに……
龍神ククルカンについて
オレカバトルに数多く存在するドラゴンの一体。
ドラゴンは総じて入手までの道のりが長く、この龍神ククルカンも例によってとても大変。
敵モンスターとして登場するタマゴをカード化するところから始まり、タマゴがクラスチェンジ(進化)して幼龍に、その幼龍をクラスチェンジさせて成長した幼龍に……と、
タマゴ→幼龍1→幼龍2→幼龍3→成龍 という長い過程を経てようやく入手できる。
龍神ククルカンに関しては実装時期もすごいもので、タマゴ~幼龍2まではサービス開始時の「序章」から実装されていたものの、幼龍3は第1章で登場及び入手可能に、成龍の龍神ククルカンに至っては第2章終盤で敵専用モンスターとして登場、第3章でようやく入手可能になった。
3月にサービス開始し、12月に第3章が実装されたため、タマゴから成龍まで、9か月の時を経てようやくの成長である。
また、亜種として雷神竜ククルカン、神樹竜ククルカン、絢蘭竜ククルカンも存在する。前者2体の入手にはこの龍神ククルカンが必要。
オレカバトルの現在
2012年から続いてきたオレカバトルだが、2022年3月31日をもって、ついにサービスが終了することが決まった。
2022年3月14日をもって、満10年という長きにわたり続いてきたこのアーケードゲームだが、そろそろ終わりを迎えるようだ。楽しいゲームをありがとう。
ムウマ NN:レイラ
ゲームボーイカラーソフト「トレード&バトル カードヒーロー」より、「レイラ」。
↑これは後にリアルカードになったもの
オリジナルのTCGのゲームで、モンスターカードとマジックカードを使って戦う。
カードゲームとしての奥深さ、それを丁寧に順序良く説明するチュートリアルからストーリー、クリア後の更なる追加要素など、現代のゲームにも決して劣らない名作。
今からGB実機を遊ぶのは電池問題もあり大変だが、続編としてDS版が出ているほか、GB版は3DSのVCで628円という破格の値段で購入することができる。買え!!!!!